コラム
悪徳業者に要注意!クレジットカード現金化
クレジットカード現金化とは、現金化業者が指定した商品をショッピング枠で購入し、購入した商品を直接買い取ってもらうことで、本来は現金にすることが出来ないはずのショッピング枠が現金に変わってしまう仕組みなのです。
本来クレジットカード現金化は、利用者側と業者側の信頼関係が成り立つからこそ存在するサービスです。
しかし、現金化業者の中には利用者の弱みに付け込もうとする極悪非道な詐欺まがいな業者も残念ながら存在します。
そこで、クレジットカード現金化を利用する前に頭に入れておきたい悪徳業者の主な手口と、悪徳業者と見抜くためのポイントを紹介します。
商品を注文したにもかかわらず現金が振り込まれない
急いで現金が必要な際に、最短~分というコンセプトに惹かれて利用したのも束の間、商品購入後から数分待っても数時間待っても振り込みの連絡もなく、確認のためにした電話しても、何時にかけても絶対に繋がらない。
ここまで来てようやく詐欺だと理解するのです。
クレジットカード現金化に関する詐欺被害で真っ先に挙げられるのが、クレジットカードで指定された商品を購入した後、現金が振り込まれることは無く購入代金だけ騙し取られてしまうというトラブルです。
基本、優良と言われる現金化業者はクレジットカードの所持者に成りすました赤の他人の不正利用を防ぐために、申し込み手続きの際の電話確認や、本人確認の書類で本人による利用希望かどうかという確認を行っています。
スピード入金という謳い文句に、ネット上だけでクレジットカードの情報と振込先口座の入力だけで申し込み手続きが完結してしまうような所は悪徳業者の可能性があります。
このような悪徳業者を見極める為にも現金化業者に申込み前に、どのような手続き方法なのかをしっかりと確認しておきましょう。
甘い誘い話には注意!
審査が甘い、誰でも借りられるという甘い誘い文句で消費者金融や闇金へ誘導し、利用者から高額な手数料や利息を請求する紹介詐欺。
個人の信用情報を変更できる等という話で、嘘の手続きの為に現金を請求する保証金詐欺。
クレジットカード現金化での手続き完了後に、利用した分を口座に振り込めばショッピング枠の増額が望める等という話を持ち掛けてくる振り込め詐欺。
テレビのニュースや、インターネットのまとめ等でも頻繁に取り上げられる、少しでも沢山の現金を手に入れたい利用者の弱みに付け込むような悪質な詐欺の手口。
詐欺業者同士が結託し、あたかも手続きがスムーズに進んでいるように見せかけておきながら、気づいたら手続きの状況があやふやになり、利用者が泣き寝入りせざるを得ない状況に陥れる巧妙な手口です。
これらの詐欺被害に遭ってしまわない為には、『クレジットカード現金化』以外の甘い話を持ち掛けられても絶対に乗ってしまわないことが大切です。
現金化業者には大手商社が運営している優良業者も存在しますが、クレジットカード会社が直接運営していることは絶対にありません。
あたかもカード会社や銀行と提携しているように見せかけて、ショッピング枠の増額が出来るとか、信用情報に傷があってもお金を払えば融資可能だというような話を持ち掛けられる、または現金化のために必要な手続きという名目で別の業者を紹介されてしまうようならはっきりと断ることが大切です。