コラム
クレジットカード現金化で業者選びに失敗した場合、カード会社へ返金してもらえる?
クレジットカード現金化で調べてみると、失敗してしまった方の体験談などが数多く出てきます。
例えば、「ちゃんと口座に入金はあったけど、約束してくれていた振込金額と全然違う」「信頼してカード情報を渡したのに、不正利用された」など。
このような悪徳業者は業界全体で約7割近く存在すると言われています。
悪徳業者と一括りで言っていますが、その悪事には当然大小が違います。
50社の現金化業者のうち、35社が悪徳業者だという現実。消費者庁などがクレジットカード現金化に対して注意喚起を促しているのも納得ですよね。
ですが、クレジットカード現金化というサービスが世間に認知されると同時にもともとアコギな商売をしていた人たちが参入してきたために悪徳業者が増えてしまったというのが現実なのです。
昔からある現金化業者を利用している以上は、カードトラブルが起こることなど断じてありません。
重要なのは、良質な業者と悪質な業者。これを見分ける力です。
見分けるために必要な情報はいくつかありますが、最も重要なのは「Googleに営業しているということが認められること」です。
また、キャッシュバック方式を採用している業者は悪事を働いた後の足取りを追うことが困難な為、悪徳業者である可能性が極めて高い。
中にはもちろん優良な業者はありますが、そもそもがキャッシュバック方式は違法性が高い危険な取引です。
消費者庁から厳しい目を向けられているのも主にキャッシュバック方式を採用している現金化業者なのです。
選ぶ業者を絞るポイントの一つとして、買取方式を選ぶことをお勧めします。
露出している広告の多さと優良であることは比例しない
引っ越し業者、不動産、化粧品会社など広告が多く出ている会社は無意識に大手と認識している方も多いのではないでしょうか?
実際に広告を出しているという事は、それなりに資金に余裕がある企業であるのは事実です。
しかし、資金があるからと言ってそれが必ず優良業者なのかと言われればそうではないのです。
例えば現金化業者の中には誇張した広告を打ち、ありとあらゆる手段で利用者から手数料を巻き上げています。
当然そんな業者に再利用者が増えるはずがありませんが、新規利用者が集まれば再利用者がいなくとも利益を得ることが出来るのです。
本来現金化というのは1人の利用者から少しずつ利益を得るような地味な作業です。
それを悪徳業者は1人の利用者から高額な利益を集める為、短期間で高い利益を得ています。
当然消費者からの顰蹙を買い、消費者センターに相談されたり口コミ投稿サイトに報告をされたりして、次第に新規利用者の客足も途絶えていきます。
そこで広告が打ち止めになると思いがちですが、業者名を変更して同じ広告を打てば、その業者名は知られていないのですぐにまた客足が戻ってきます。
そうして得た利益でさらに業者を増やし、広告費に回すことが出来ます。
つまり、パッと見で大手の優良業者に見える現金化業者でも悪徳業者の可能性は大いにあるわけです。
詐欺にあった場合の対処法はあるの?
現金化をする時に気を付けなくてはならないことは、契約してカード決済を行った後に振り込まれない。または約束した金額よりも少ない金額を振り込み、その後連絡を取ることが出来なくなる詐欺業者です。
何回か現金化をしたことがあるよという人は、決まった業者で利用する為問題は無いかと思います。
しかし、一度も利用したことのない方は詐欺業者に騙されてしまってお金をだまし取られたり、厄介なもめ事に巻き込まれてしまったり。
その際、返金処理をしたくても全く取り合ってもらえないということも十分にあり得るということも知っておいてください。
結論を言いますと、悪徳業者に騙されてしまった場合返金処理をすることは難しいです。
クレジットカード現金化を利用したことのない方は特に注意が必要です。
2021/7/2