コラム
【危険】個人情報を悪用するクレジットカード現金化業者
クレジットカード現金化を行う際、どの業者でも共通して行っていることがあります。
それが『身分証明書』と『クレジットカード情報』です。
取引方法こそ業者ごとの色がありますが、上記2点だけは必ず提出しなくてはなりません。
クレジットカード現金化というサービスには、残念ながら悪徳業者が存在しています。
だがしかし、反対に業者側を騙して自分の利益を得ようとする不届き者も存在しています。
その為、利用の際に自分名義の身分証を持っていない方はサービスを利用することが出来ないのです。
上記でも述べているようにクレジットカード現金化は悪徳業者が存在しているので、必要書類以外に余分ば個人情報(実家の住所、既卒の学校等)を聞き出そうとしてきた際は絶対応じてしまわないようにしてください。
個人情報を知られてしまうと、SNSなどあらぬ所で悪用される危険性があります。
過去、悪用された事例
端的に言うと、不正利用とは「クレジットカードを本人の意思とは関係なく第三者が利用する」ということです。
現金化で最も多い不正利用はネットショッピング詐欺です。
要は詐欺サイト。
つまり架空のサイトを用いて利用者に商品を購入させ、決裁をさせた後に振り込みもされず、そのまま連絡も取れなくなる。
という形の詐欺です。
通常のサイトであれば、購入した段階で登録したメールアドレス宛に
- 購入した商品
- 購入した金額
- 発送日時
最低でも上記3点は送られてきます。
こういったメールが入らない場合は直ちに手続した業者、または消費者センターに電話をかけましょう。
不審に感じた時点でかならず動くようにしてください。
その他にも、セキュリティが弱かった時代には故意であるなしに関わらず個人情報の漏洩が少なからず存在しました。
今では個人情報保護法に則り、オフライン上で管理している業者であれば漏洩はありません。
まずは状況確認を行う
不正利用を疑ってしまうと、冷静な判断が出来なくなってしまいがち。
ですが一度落ち着いてください。
クレジットカードには、『盗難保険』という保証制度がついているのです。
不正に利用された分は必ず保証されますので、以下3つを確認してください。
利用明細に記載されている日付と金額
クレジットカード現金化を利用する際、決裁は必ずその日のうちに行れます。
しかし、店側の手続き状況によって実際に決裁した日から請求までのタイミングが遅れる可能性があります。
1~2週間のズレがある場合、現金化を行った際の金額と利用明細の照らし合わせを行いましょう。
支払いなどの利用状況
各種支払いを引落に設定していることを忘れてしまいがちな人は案外多いです。
金額だけ見ると一見身に覚えのない請求だったりする場合もあるので、必ず利用明細をかくにんしましょう。
記載されている店舗名
クレジットカードの明細には必ず店舗名が表記されます。
表記されている店舗名と自分が考えているものとで違う場合もあるので、疑問を感じたら検索をかけてみると良いでしょう。
終わりに
クレジットカード現金化では、個人情報の提出が必須です。
その為不安に感じることも多いとは思いますが、通常は業者側でもカード決済を行う前に利用者の同意が必要なのです。
つまり、メールや書面にて『今回の手続き○○円のカード決済を行います。』といった内容が届きます。
それ以外の決済は決して行ってはならないのです。
裏を返せば、上記のような書面を送ってこない業者は絶対に使ってはなりません。
理由は、後付けで手数料などを引いてくる危険性があるからです。
また、同意した金額以外の決済を業者が行った場合は錯誤契約として警察に相談し、直ちにクレジットカードの利用停止措置を行う必要があります。
2021/7/8